【新型コロナウイルス感染症とインフルエンザ】 命を縮める習慣

はじめに

こんにちは、東信会『絆通信』9月号です。

東京パラリンピックが開催されましたが、パラリンピックの原型となったスポーツ大会が初めて開催されたのは1948年7月28日で、「ストーク・マンデビル病院」という大会名で開催されていました。大会名のストーク・マンデビルは「ストーク・マンデビル病院」という病院名が由来となっており、この病院では戦争で負傷した兵士たちのリハビリの一環として、手術ではなくスポーツをすることを推奨していました。スポーツに取り組む事によって負傷した兵士は人間として生きる希望を取り戻し、こうした試みがパラリンピックの開催へつながって行きました。

当時は、脊椎を損傷し下半身付随になってしまった兵士のためのスポーツ大会であることから、下半身付随などにつながる麻痺を意味する「paraplegia」と「olympic」を繋げて「paralympic(パラリンピック)」とされたと言われています。

パラリンピックが正式にIOC(国際オリンピック委員会)に認められた1985年以降には、オリンピックと「平行(parallel)」して開催されている意味合いで「parallel+olympic」で「paralympic(パラリンピック)」と呼ばれているそうです。

新型コロナウイルスの懸念される変異株

N501Yの変異のある変異株

  • 「N501Yの変異がある変異株」は従来株よりも感染しやすい可能性がある。
  • 英国で確認された変異株(VOC-202012/01)、南アフリカで確認された変異株(501Y.V2)、ブラジルで確認された変異株(501Y.V31)、フィリピンで確認された変異株がこの変異を有している。
  • 英国や南アフリカで確認された変異株については、重症化しやすい可能性も指摘されている。
  • 4/6時点、国内事例886例、空港検疫152例の計1038例が確認されている。

E484Kの変異がある変異株

  • 「E484Kの変異がある変異株」は、従来株よりも免疫やワクチンの効果を低下させる可能性(※1)も指摘されている。
  • 南アフリカで確認された変異株(501Y.V2)、ブラジルで確認された変異株(501Y.V3)、フィリピンで確認された変異株がこの変異を有している。
  • ※1この変異のみでワクチンが無効化されるものではなく、ファイザー社のワクチンの場合は、承認審査において、モデルウイルスを用いた非臨床試験を通じ、種々の変異株にも一定の有効性が期待できるが、今後も変異を注視し、引き続き検討が必要とされている。
  • ※上記の他に、我が国では、「N501Yの変異がないがE484Kの変異がある変異株」を計1,553例(国内1,548件、検疫5件)確認されている(2021/4/6)

L452RとE484Qの変異がある変異株

  • インド由来とされ、英国株に続く「脅威」となると専門家が危ぶんでいる。特にアジア系人種について免疫やワクチンの効果を低下させる可能性が指摘されている。
  • インドの感染、1日34万人。
  • 世界保健機構(WHO)は4月下旬、インド株を「VOI(注意すべき変異株)」に指定した。
日本医学臨床検査研究所より

ラムダ株の感染力は?

日本でも2021年7月20日に羽田空港で国内初の感染者が見つかり、デルタ株などその他の変異株とともに感染拡大が危惧されている新型コロナウイルスのラムダ株は、2020年8月にペルーで確認され、チリやエクアドルなど南米を中心に世界的に感染拡大が進んでいる新型コロナウイルスの変異株のことです。

京都大学医科学研究所が2021年7月28日に発表したラムダ株の研究結果「SARS-Cov-2Lamdba variant exhibits higher infectivity and immune resistance」によればラムダ株は従来の変異株よりも1.5~2倍ほど感染しやすく、ワクチンの中和作用を下げるほか、たとえワクチンを接種していてもブレイクスルー感染(ワクチン接種後に感染すること)を引き起こす可能性があるとしています。

一方でニューヨーク大学の多田卓哉博士らのチームが2021年7月2日に発表した査読前の「SARS-CoV-2 Lambda Variant Remains Susceptible to Neutralization by mRNA Vaccine-elicited Antibodies and Convalescent Serum」では、ラムダ株はデルタ株と同程度の感染力であり、モデルナ社やファイザー社が提供する現行のワクチンは有効だと結論づけられています。

FASTALERT HPより

インフルエンザが流行しなかった理由

2020年はインフルエンザ患者数は激減していました。理由としては

  • コロナ対策でマスク・手洗いが徹底していることや宴会や集会が減って人との交流が減ったこと。
  • ウイルス干渉という現象がおこり、コロナによってインフルエンザの増殖が抑えられていること。
  • 海外との往来がほぼ無くなり、インフルエンザウイルスを持ち込む人がいなくなったこと。

そして、早期にインフルエンザワクチン接種が行われたことが挙げられます。

インフルエンザワクチン接種を勧める理由

感染予防を徹底したために昨年はインフルエンザの流行が起きませんでした。そのため日本人のインフルエンザ抗体の保有量も全体的に少なくなっている状況です。

インフルエンザの症状と新型コロナウイルス感染症の症状は似ています。もし、今年の冬にインフルエンザが大流行した場合、高熱が出た時にインフルエンザと新型コロナウイルス感染症の両方の心配をすることになってしまいます。

以上からインフルエンザワクチンを接種してインフルエンザを予防することはまだまだ大切な位置付けであると考えます。

インフルエンザ予防接種は10月から開始の予定です。

ご質問がございましたら、お気軽に当法人担当者までご相談ください。

やっていたら寿命を縮める習慣

往復1時間近い通勤

長すぎる通勤時間は退屈なだけでなく、寿命を縮める事にもつながってしまう。

米ブラウン大学の研究では、 通勤に1日あたりの合計で1時間以上をかけている場合、健康上の悪影響があるという結果が出ている。ストレスを感じやすくなるほか、自動車通勤や電車内でシートに座っての通勤では、長時間同じ姿勢で座り続けることもリスク要因となる。

早めの退職

英医学誌のブリテッシュ・メディカル・ジャーナルに掲載された論文は、退職年齢と寿命の明白な関係を明らかにした。65歳までの死亡率を比較した場合、55歳で退職した人々は、60歳を超えて働いた人々の倍の死亡率となっているという。この調査では原因まで踏み込んでいない。

孤独でいること

子供を持つとあらゆるトラブルに見舞われるものだが、寿命はかえって延びるようだ。

英疫学誌に掲載された論文によると、60歳の時点で期待できる平均寿命は子供のいる人の方が明らかに長くなっている。子供が一人もいない人々に比べると、男性で2年、女性で1.5年ほど長く生きられている傾向が出ている。高齢人ってから世話をしてくれる子供の存在が大きいのに加え、育児を通じて社会との関わりを豊かにできるためだと考えられている。

夜更かしと寝過ぎ

連日の寝不足は危険信号だ。イギリスの研究によっては、6時間以下の睡眠を続けた場合、若くして死ぬリスクが12%上昇することが判っている。別の研究では1日に9時間以上寝るとかえって平均寿命を縮めてしまうという結果が出ている。7時間から9時間を目Yたすに、自分にあった睡眠時間を見つけよう。

NewSphere より8つのことのうち4つ より

この記事を書いた人

医療法人社団東信会