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リウマチ・膠原病と漢方などの東洋医学を融合した統合医療について情報発信しています。

リウマチ治療中の通院頻度や診察内容って?

2025 8/18
リウマチ
2025年7月7日2025年8月18日

関節リウマチと診断されたとき、多くの方が「もう以前のようには動けないのかも…」と感じるかもしれません。ですが、適度な運動は関節を守り、体の調子を整えるためにとても大切です。この記事では、痛みに配慮しながら安心して取り組めるエクササイズとして、ヨガ・水泳・ピラティスを中心にご紹介します。どれも無理なく体を動かすことができる方法です。


目次

リウマチと運動の関係

  • 関節の動きを維持するのに運動が効果的
  • 運動により筋力が保たれ、日常生活の負担を軽減
  • 炎症が落ち着いているときには積極的に取り入れたい

リウマチになると、安静を重視するあまり「動かさない」選択をしてしまうことがあります。しかし、動かさないことで筋肉が衰え、関節が固まり、かえって痛みや疲労感が強まることもあるのです。特に朝のこわばりは、軽く動かすことで緩和されやすくなります。
また、運動には「気分を明るくする効果」もあります。関節の不調だけでなく、気分の落ち込みを防ぐという意味でも、定期的な運動は重要です。


リウマチでもできる!おすすめの運動3選

1. ヨガ:呼吸とともにやさしく動かす

  • 座ったままでもできるポーズが多い
  • 深い呼吸でリラックス効果
  • 柔軟性を保つのに役立つ

ヨガには「動く瞑想」ともいわれる側面があります。体の柔軟性を高めるだけでなく、呼吸に意識を向けることで心が落ち着き、ストレスの軽減につながるとされています。
特にリウマチの方には、「リストラティブヨガ(回復系ヨガ)」や「シニアヨガ」など、負荷の少ないメニューが向いています。ポーズは仰向けや座位で行うことが多く、関節に無理な圧力をかけないよう工夫されています。

💡 ワンポイント:
朝のこわばりがある人は「寝たままできるヨガ」から始めると効果的。


2. 水中運動(水泳・アクアビクス):関節にやさしい全身運動

  • 水の浮力で関節への負担が軽減
  • 水の抵抗で筋力も自然にアップ
  • ひんやりしている水が炎症の緩和にも

水の中では、普段なら痛みを感じるような動きもスムーズにできます。水の抵抗は空気中の約12倍もあるため、軽く動くだけでも自然と筋力が使われます。さらに水温が適切であれば、筋肉がリラックスしてこわばりも和らぎやすくなります。
水泳が苦手な方でも、「プールの中で歩く」「浮き具を使って足を動かす」など、シンプルな動きから始められます。

📊 データ参考:
ある整形外科クリニックの報告では、水中運動を週2回続けたリウマチ患者のうち、約7割が「日常動作がしやすくなった」と回答しています。


3. ピラティス:姿勢と体幹を整えて関節を守る

  • 姿勢改善とインナーマッスル強化に効果的
  • 動きはゆっくりで安全性が高い
  • マットを使えば自宅でもできる

ピラティスは、特定の筋肉に過剰な負担をかけず、体の「中心(コア)」を鍛えることに重点を置いた運動です。関節リウマチでありがちな「姿勢の崩れ(猫背・腰反り)」を改善することで、日常動作が楽になる効果も。動きはゆっくりで、音楽などに合わせず「自分のペースで」進められる点も安心です。


運動を始めるときの注意点

  • 医師に相談してから始める
  • 無理をしない。痛みが出たらすぐに中止
  • こまめに水分補給
  • 朝は関節がこわばりやすいため、午後以降がベター
  • 続けることを第一に。1日10分でもOK

「頑張りすぎない」「人と比べない」のが継続のコツです。自分のペースで少しずつ取り入れていくことが、結果的に体の調子を整える近道になります。

関節リウマチは日によって体調の波がある病気です。「昨日はできた動きが今日はできない」ということもあります。そうした日々の変化を受け入れながら、「今日はできる範囲でOK」という気持ちで臨むことが、続けるうえで大切なポイントです。


その他の日常動作でできる軽い運動

  • 掃除や買い物で軽い有酸素運動に
  • 座ったままの足の曲げ伸ばし運動
  • 伸びをしたり、関節をやさしく回すストレッチ

特別な時間を設けなくても、日常の中で「ちょっと体を動かす」ことが積み重なると、大きな効果を生みます。毎日決まった時間に「体を伸ばす」「深呼吸する」などの小さなルーチンを作ると、習慣化しやすくなります。


痛みに配慮した運動グッズ・便利アイテム

  • ストレッチバンド:可動域が狭い人でも安心
  • 滑り止め付きヨガマット:安定して動ける
  • 手首・膝用サポーター:関節を保護
  • 温熱パック:運動前に当ててこわばりを和らげる

道具を上手に使うことで、関節への負担を減らしながら運動できます。たとえばヨガマットの上で滑らず動けると、手首や足首に余計な力を入れずに済み、ケガのリスクも減ります。痛みが出やすい箇所には、あらかじめサポーターを巻いて保護しておくのも安心です。


まとめ

  • リウマチでも運動は「やってはいけない」ではなく「やり方次第で味方になる」
  • ヨガ・水泳・ピラティスなど、痛みに配慮したエクササイズが効果的
  • 継続は力なり。無理せず、でも続けることが大切
  • 医師と相談のうえ、自分に合った運動を選ぶのが第一歩
  • 専用グッズを使えばより安全・快適に

リウマチは一人ひとり症状や体調が異なります。そのため「正解はこれ!」という運動法はありませんが、自分の体と相談しながら無理なく動かすことが、長く元気に過ごすための大きなヒントになります。

リウマチ
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この記事を書いた人

吉田智彦 医療法人社団東信会 世田谷リウマチ膠原病クリニック統括院長

【資格】
医学博士,日本内科学会総合内科専門医,日本リウマチ財団リウマチ登録医,日本リウマチ学会リウマチ専門医,日本リウマチ学会リウマチ指導医,日本リウマチ学会評議員,日本医師会認定産業医,身体障害者申請医(肢体不自由)
【専門領域】
関節リウマチ全般,リウマチ膠原病患者の妊娠希望者診察,膠原病一般 など

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