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リウマチ・膠原病と漢方などの東洋医学を融合した統合医療について情報発信しています。

【リウマチ × 見た目の変化】薬の副作用?関節の腫れ?気になる「見た目」の悩みについて

2025 5/28
リウマチ
2025年5月28日

関節リウマチ(RA)は、関節の痛みや腫れだけでなく、日常生活や外見にも大きな影響を及ぼす病気です。「手が変形してきた」「顔がむくむ」「肌が変わった気がする」など、見た目の変化に不安を抱える患者さんは少なくありません。本記事では、そうした見た目の悩みに焦点を当てて、リウマチの症状や薬の副作用、日常生活の工夫について、なるべくわかりやすい言葉で解説していきます。


目次

リウマチによって見た目は変わるの?

  • 関節が腫れる・変形する
  • 指の形が曲がってくることがある
  • 関節のこわばりで動きが不自然になる

リウマチでは、関節の内側にある滑膜という部分が炎症を起こし、腫れや痛みを引き起こします。これが長く続くと、骨や軟骨が破壊されてしまい、関節が変形する原因になります。
特に手指の関節が目立つため、見た目の変化に敏感になる方が多いです。発症から早期に治療を始めることで、こうした変形をある程度防ぐことが可能です。


薬の副作用で見た目が変わることはある?

  • 顔がむくむ(特にステロイド薬)
  • 体重が増えることがある
  • ニキビや肌荒れが出ることも
  • 脱毛の副作用も一部の薬で報告あり

リウマチの治療には、ステロイドや免疫抑制薬、生物学的製剤などが使われます。
たとえば、ステロイドは即効性がある反面、「ムーンフェイス(顔が丸くなる)」や「体重増加」といった外見の変化を引き起こすことがあります。また、免疫の働きを抑える薬は、肌トラブルや脱毛などが出ることも。
副作用がつらいときは、医師に相談することで薬の量を調整したり、別の薬に切り替えることも可能です。


手や指の変形は防げる?治る?

  • 完全に元通りに戻すのは難しい
  • 早期発見・早期治療で進行を遅らせることは可能
  • 手術で外見の改善ができる場合もある

変形した関節をもとに戻すことは難しいですが、リウマチの治療法は年々進歩しています。特に早期に診断を受け、適切な薬を使って炎症を抑えることで、変形の進行を防ぐことができます。
すでに変形がある場合でも、機能を取り戻す手術(関節形成術など)で見た目の改善が期待できるケースもあります。手や指の変化が気になる場合は、整形外科と連携して相談しましょう。


外見が気になるときの心のケアはどうしたらいい?

  • メイクや髪型で気持ちをリフレッシュ
  • 同じ悩みを持つ人と話してみる
  • 医療者に思い切って相談する

見た目に変化があると、自信をなくしたり、人前に出るのがつらくなることもあります。
でも、そうした気持ちはあなただけではありません。リウマチ患者の多くが、同じような悩みを抱えています。たとえば、リウマチ患者向けのメイク講座やサポートグループなどを活用すると、前向きな気持ちを取り戻せることも。
また、専門の医師や看護師に悩みを打ち明けることで、治療の選択肢や日常の工夫をアドバイスしてもらえます。


日常生活で見た目の変化にどう対応する?

  • ゆったりした服や手袋で関節を隠す工夫
  • 手指を目立たせないネイルカラーやデザイン
  • 紫外線対策で皮膚トラブルを予防
  • バランスの良い食事と運動でむくみ予防

「服を選ぶのが大変」「手の腫れが気になる」といった悩みには、ファッションの工夫が効果的です。たとえば、指の関節が気になる方は落ち着いた色のネイルや、目立たない装飾の手袋などもおすすめ。
また、薬の副作用でむくみや肌の敏感さが出てくる場合は、塩分を控えた食事や適度なウォーキングなども役立ちます。スキンケアも敏感肌用を選ぶようにしましょう。


家族にできるサポートとは?

  • 見た目の変化に共感する
  • 一緒に病院や相談窓口に行ってあげる
  • 必要以上に「気にするな」と言わない

リウマチ患者にとって、家族の理解とサポートはとても心強いものです。特に「見た目」の変化に関しては、身近な人の言葉が大きな影響を持ちます。
「前と違うね」と感じるときも、それを責めるような言い方をせず、「一緒に支えるよ」という姿勢が大切です。定期受診の同行や、患者会の情報共有なども具体的なサポートになります。


患者の声:見た目の不安とどう向き合ってきたか

  • 「手の変形が気になって外出が減った」
  • 「むくんだ顔が気になって人前で笑えなかった」
  • 「でも、病気と向き合うことで前向きになれた」

多くの患者さんが、最初は見た目の変化に戸惑いを感じますが、徐々に「病気の一部」と受け入れて前向きになるケースも多いです。
たとえば、「仕事仲間に説明して理解してもらえた」「同じ病気の人と出会えて安心できた」という声もあります。
他人との比較ではなく、自分らしいペースで進んでいくことが大切です。


まとめ|外見の悩みは、心と体のケアにつながる大切なテーマ

  • 関節リウマチは、関節の腫れや変形により見た目に影響を与えることがある
  • 治療薬の副作用でも顔のむくみや肌の変化が起きる場合がある
  • 早期治療や医師との相談で、進行や副作用のコントロールが可能
  • 日常生活での工夫や、家族の理解も大きな支えになる
  • 同じ悩みを抱える人とつながることで、気持ちが前向きになる

関節リウマチにおける「見た目の変化」は、患者さんにとって非常に身近で、かつ深刻なテーマです。でも、その変化とどう向き合うかによって、気持ちの持ち方も大きく変わります。
医療だけでなく、日々の工夫や周囲の支えがあれば、あなたらしい笑顔を取り戻すことができます。どうか一人で悩まず、専門家や周囲の人とともに、自分に合ったスタイルで歩んでいってください。

リウマチ
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この記事を書いた人

阿久津裕士

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